蘆洞:ミサイル組立ビル

FAS原サイト:http://www.fas.org/nuke/guide/dprk/facility/nodong-4.htm

 ミサイル組立ビル(MAB)は、発射台の西の谷に位置し、真北を正確に向いている。MABは、高さ約15m、50m長及び16m幅のひさしのある高い区画と、高さ約5m及び7m幅の平屋根の付随した低い区画から成る。見たところコンクリート製の6m幅の舗装道路は、高い区画の南北端に入口を有するMABの西において、半径約18mで旋回している。高い区画の北部入口は、高い区画の中心線に一致しているが、南部の高い区画の入口は、西側にずれている。30m長及び7m幅の舗装駐車場は、MABの低い区画に接続するより小さな舗装表面を伴い、MABの西に位置している。MAB複合施設全体は、面積約65m×135mの平坦地域内に位置し、いかなる門又はその他の検問所も、施設北部の平坦地域からの道路の存在において明らかではないが、恐らく、保安区画により取り巻かれている。舗装道路は、施設南部に走る概ね幅の等しい無舗装の延長を伴い、施設北部へのUターン後途切れている。

 いくつかのはるかに小さい構築物は、MABの南北に、数百mまでの各距離に位置している。これらの構築物の外見は、画像の他の場所で目に付く農業関連構築物のものと概ね一致しており、それらは、ミサイル組立ビルといかなる明白な関係も有さない。いかなる天窓も、MABの屋根に明らかではなく、それは、ほぼ間違いなく内部電気照明を有している。しかしながら、いかなる電気又はその他の公共施設も、この施設とは明らかに関係しておらず、地下にあるのか又は利用できる解像度1mでは容易に見えないのかも知れない。

 MABは、完全なテポドン2号ミサイルを少なくとも1発、恐らく2発以上を明らかに保管できる。この大型ミサイルは、各々約15m長の2段から成る。少数のより小さなテポドン1号及びノドン1号も、輸送車両の規模及び高い区画の駐車配列に応じて、この施設に保管できる。

 北朝鮮大浦洞のこの解像度1mの白黒画像は、1999年11月1日にSpace Imaging社のIKONOS衛星により収集された。画像は、大浦洞ミサイル施設を写している。

提供:"spaceimaging.com"
 

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最終更新日:2003/05/03

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